夢や目標を達成するのに「自信」は必要ない!
よく巷では「自信さえあれば何でもできる!」と言われます。
新しい目標や事業、私生活での挑戦でも「まずは自信を持て!」とよく言われます。
しかし実際はどうでしょう?
挑戦する際、もしくはしている最中に「それをやり遂げる自信がありません」と尻込みしてしまう方が少なくありません。
では、そもそも「自信」って必要なのでしょうか?
ここで断言しておきます。
自信は不要です。
必要ありません。
そんな馬鹿な!と思われることでしょう。
そこで本記事では、なぜ自信が不要なのか(便宜上、自信不要論と略されていただきます)を説明していきます。
「自信」の正体
自信については、何となく分かっているものの、正確に理解している、という方は少ないように思います。
ここで「自信」について辞書で調べてみましょう。
自信(じしん、Confidence)とは自己を信頼する気質、徳目である。
出典:wikipedia
つまり自信とは、目標を達成するだけの能力やパワーが自分にあると思っていることを意味しています。
翻って言うと、自信がないとは、能力やパワーが自分にはないと思っているということになります。
ではなぜ、目標達成に自信は要らないのか?
実は、自信を創る能力やパワーは、あなたの過去の実績に基づいています。
「以前これは得意だったので、今回も失敗なくやれると思う」ということです。
つまり自信は、あなたの過去にすがっているだけなのです。
時間の流れで言うと、自信は過去→現在→未来です。
過去ありきになっているいる限り、過去〜現在の延長線上の目標しか目の前には表れません。
それでは決して「新しい目標」「新しい自分」への挑戦にはなりませんね。
実は、自信はそのポジティブな印象とは裏腹に、見ている先は過去〜現在までなのです。
これが自信の正体です。
※時間の正しい捉え方はこちらをご参考ください。
目標を達成できたのは、自信があったからではない
自信の正体が分かったところで、あなたに聞いてみます。
「あなたが目標を達成できた、ビジネスに成功した、その理由は自信(実績)があったからですか?」
違いますよね?
あなたが目標を達成できた理由は「的確な行動をしていたから」のはずです。
自信は後付けの要素でしかありません。
目標を達成する、夢を叶える未来のあなたに、今必要なことは「わたしなら出来る(それをする)!」なのです。
時間軸を未来に置くということですね。
自信にとらわれず、未来を軸にすれば、その目標達成に必要なスキル、アクションは何か良いのか、自然に準備できるようになります。
ここがスタートです。
過去にすがる自信など必要ありません。
必要なのは、今ではない未来の力です。
最後に
「自信は必要ない」ということがお分かりいただけたでしょうか?
本記事で述べた「自信不要論」はあくまで理論の話です。
自信不要論を実践する技術となると、また話は変わってきます。
中には、理論を知っただけで自分の中で技術を生成できる方もいますが、それはごく一部です。
私のコーチングでは理論と実践(技術)をガイドしていきます。
ぜひ、実践する技術も身につけたいと思った方は、私のコーチングを試してみてください。